悪魔狩人・桐嶋ローダversus日帝守護組織やたがらす

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察、二次創作イラストなど。このブログは個人のファンサイトでありゲームメーカー様とは一切関係ありません。

なぜ同時多発テロは描かれなかったのか?

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(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

昨日は「アメリカ同時多発テロ事件」から20年という日であった。

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)の最終ダンジョン「アカラナ回廊」では、このゲーム上での未来を垣間見られるのだが、ある時代以降は『真・女神転生』(スーパーファミコン他)や続編と繋がる描写しか無くなっているため、この事件もイラク戦争も描かれていない。これは、意図的に避けたとしか考えられない。

このゲームが発売された年である2006年だと、イラク戦争は終結しておらず、同時多発テロ事件からまだ五年未満しか経っていないため、「プレイヤーにあの事件や戦争のことを思い出させたくない」から描きたくなかったという事情もあるだろうが、「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?・第十回目」でも述べたように「日本の自衛隊もイラク戦争に関わっているため、自衛隊に否定的な見方をする人の神経を逆なですることを怖れたため」とも考えられる。

他には「なぜ1995年の地下鉄サリン事件は描かれなかったのか?」ということも気になっている。いずれは「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズでも取り上げたいテーマである。オウム真理教はカルト教団だったため、ゲームに出てくる「超國家機関ヤタガラス」という「一種のカルト教団」との共通点を指摘されるのは避けたかったからだろうか。その割にはカルト教団・メシア教(『真・女神転生』と続編に出てくる架空の宗教)の話は出てくるのだけど。